歯の微小欠損
出典: オーラルペディア
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2008年2月29日 (土) 22:45の版
歯のミクロの傷
画像:健康な歯のSPM像(断面).JPG
断面からみた健康な歯のSPM像㈱サンギ提供
画像:健康な歯のSPM像(表面).JPG
表面からみた健康な歯のSPM像㈱サンギ提供
最も理想的な歯の状態は、ツルツルしていて透明感がありますが、このように微細な傷がつくと、歯の表面の屈折率は変わってきて、せっかくの歯の輝きは失われます。なお、ミクロの傷自体はむし歯ではありませんが、歯の表面が荒れてしまうと、むし歯菌や歯垢のよりどころになり、むし歯の原因になることがあります。また、ミクロの溝には、茶渋やタバコのヤニなどが付きやすいので、着色汚れの原因ともなります。ミクロの傷で荒れたエナメル質を滑らかにするのに、歯科医師による表面研磨やコーティング、またはセルフケアとして薬用ハイドロキシアパタイトによる成分補給(微小欠損の充てん)など、様々な方法があります。
歯の微小欠損の充填
歯の表面のエナメル質には、ブラッシングや食事、酸によるダメージなど様々な要因により多数の微小な傷(微小欠損)が存在しています。この微小欠損は歯垢(プラーク)沈着をまねきやすく、う蝕による初期脱灰の進行を助長します。 エナメル質表面の微小欠損をエナメル質の主成分であるヒドロキシアパタイトの微結晶で緻密に充填(エナメル質表面での再結晶化)し歯表面を平滑化することで、歯垢(プラーク)や汚れをつきにくくします。