オーラルペディア:著作権を侵害している投稿について
出典: オーラルペディア
このページでは、著作権侵害かもしれないページの扱いについて解説します。ウィキペディアにおける著作権の扱いはWikipedia:著作権を、引用に関してはWikipedia:引用のガイドラインを見て下さい。
ウィキペディア日本語版における著作権侵害かもしれない記事の扱い
ウィキペディア日本語版では、ウェブページなどの文献と同一、または非常によく似た文章が投稿された場合、その投稿内容が削除されることがあります。
ですから、もしも文献の著作権者から承諾を得た上での投稿である場合、あるいは著作権者本人が投稿される場合には、そのページのノートなどに、その旨を明記して下さい。それらの明記がなく、著作権侵害の疑いが濃厚な場合は、ページが削除依頼にかけられます。
投稿した方の返事や著作権者の方からの連絡によって著作権上の問題がないと結論付けられることもあるので、削除依頼が出されても、1週間以内に削除されることは原則としてありません。しかし、1週間以上経ってもそのような形での問題解消がなければ、基本的にはページが削除されることになります。
こうした削除の方針は、印刷・販売するなどの商業利用も含めたウィキペディアの二次利用価値を維持するため、また、著作権法・プロバイダ関連法などに対する法的責任を果たすために行っているものです。
ですが、二次利用価値や法的責任について解釈の余地がないわけではなく、また、上に挙げた原則だけでは判断が難しいケースが出てくることも予想されます。ですから、これらの方針は、未来永劫改変されない性質のものではなく、今後も参加者間の議論を経て追加、変更される可能性があります。
削除の方針や手続きについて検討するための議論はオープンなもので、公開の場で行われます。執筆、編集などの経験があり、ウィキペディアがどのように動いているか、どのような状態にあるか、どのような可能性があるか、などについて意見があり、一緒に考えてみたいという方の参加は歓迎です。
また、十分な警告の後も著作権を侵害した素材を投稿し続ける寄稿者は、プロジェクトを保護するために、投稿ブロックされます。
著作権侵害かもしれない記事を見つけたら
もしあなたが、著作権を侵害しているかもしれない記事に気づいたなら、以下の手順に従って対処を行ってください。具体的な手順は各ページを参照してください。
- 著作権侵害かもしれないが、侵害の対象が特定できていない場合
- Wikipedia:著作権侵害かもしれない記事に規定された手順でリストアップしてください。他の人がそれを見て調査を開始するのに役立ちます。
- 転載元が分かっているなど、著作権侵害の可能性が非常に高い場合
- 画像以外の著作権侵害に関してはWikipedia:削除依頼#著作権侵害のおそれを理由とする削除依頼(画像以外)に示された手順、画像ならWikipedia:削除依頼#画像の権利侵害等を理由とする削除依頼に示された手順で削除を依頼してください。
- 引用に関し、引用のガイドラインにおける引用の用件を満たさず、著作権法に抵触すると判断される場合
- 著作権侵害の可能性が非常に高い場合と同様に、削除を依頼してください。
もし時間がなければ、そのページのノートに問題を提起するだけでも構いません。そうすることで、他の人がその状況を調べ、もし必要なら措置を講じることができます。その際、最も有益な情報は、あなたがその文章の転載元であると信じる文献の名称、またはURI (URL) を提示することです。
参照
- Wikipedia:著作権 - 公式な方針
- Wikipedia:削除の方針 - 公式な方針
- Wikipedia:引用のガイドライン - 草案
- Wikipedia:著作権問題 - 著作権の扱いに関しまだ議論の途中で、合意に至っていない項目