口臭
出典: オーラルペディア
人と話しているとき、自分の口臭が気になり口元を押さえてしまうことがあります。
その口臭は、大まかに食べ物により口臭、生理的口臭、病的口臭の3つに分けられます。
まず食べ物による口臭というのは、ニンニクやアルコールなどを摂取したときに現れる一時的な口臭です。これをすぐに消すことは難しいですが、時間が経過すれば消える口臭なので、あまり気にする心配はありません。
次に生理的口臭というのは誰にでもあるもので、口の中の細菌が臭いの素となるガスを発生するのが原因です。普段は程度が低いためほとんど問題になりませんが、寝起きや緊張したときなどは口の中で細菌が繁殖したり唾液の分泌が低下したりするので、一時的に生じることがあります。したがって、口の中の細菌を繁殖させないことが口臭予防になります。丁寧なブラッシングで細菌の巣である歯垢や歯石を溜めないことが重要となります。