歯ブラシ
出典: オーラルペディア
[編集] 歯ブラシ
歯ブラシには様々な部位があります。まず手で持つ把柄(はへい)部と毛の植えてある頭部(ヘッド)、その2つをつなぐ頸部があります。さらにヘッドは、刷毛(はけ)があり、毛束、列、行、先端、後端と呼ばれています。
把柄部は握ったときに手にフィットするよう様々な形状が工夫されています。ヘッドに対して角度が付いていたり、指の位置を示す指当りが付いたものもあります。頚部は、唇にあまり当らないように、細くしたり、湾曲になったりしています。
刷毛の歯と接する形状は、直線型、湾曲型、山切り型などに、毛先の形状は、水平、段切、先細などに、また、毛の硬さは、かため、ふつう、やわらかめなどになっていて、毛束の列は3列や4列が多く、歯間ブラシなどは1束植毛になっています。
[編集] 歯ブラシの選び方
歯ブラシは各部に色々な工夫されていますが、歯ブラシを選ぶ上で重要なことは、みがき残しを防ぎ、口の中が隅々までみがけることです。そのためヘッドが小さめのものがおすすめ。今お使いの歯ブラシは、一番奥の歯の後ろ側にちゃんと届きますか。もし届かないようでしたら、もう少しヘッドのコンパクトな歯ブラシを選んでみてください。 また「かため」でなくても、ある程度コシの強い毛を選んでください。歯ブラシの交換は、背の方から見て、毛先が出てきたら取り替えましょう。